Graduate

2011年大学院油絵コース修了

阿部浩之

webデザイナー/作家

  • 経歴

    1985年

    栃木県生まれ

    2009年

    武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業

    2011年

    武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了

  • 個展

    2010年

    asian weather forecast (3番ギャラリー)

    2014年

    ある程度さ(switch point)

  • グループ展

    2009年

    UTM サスティナブルアートプロジェクト2009「閾」(台東区いろは商店街)
    武蔵野美術大学卒業制作展(武蔵野美術大学)

    2010年

    理化学研究所展示プロジェクト2010 (理化学研究所)

    2011年

    happy days(switch point)
    武蔵野美術大学修了制作展(武蔵野美術大学)

    2015年

    Myoghi33ennale(妙義ふるさと美術館)

  • 「tokyo weather dice」作品詳細(左)・サイコロの展開図(右)

    2011年 ミクストメディア

  • 「競馬の色彩」展示風景(左)・作品詳細(右)

    2013年 モニターに映像

  • asian weather forecast

    2010年 工作紙・靴・パフォーマンス

  • 「chimeras」展示風景(左)・作品詳細(中・右)

    2006-2009年 ミクストメディア

  • Q:ご自身の活動、お仕事の内容についてお話をおきかせください。
    A:現在はwebデザイナーとして働きながら制作を続けています。webデザイナーと名乗ってはいますが、プログラムを書く仕事がほとんどです。会社に所属しており、平日昼間は仕事をしているので、作品制作は朝や週末に行なっています。
     僕の制作は「アイデアにそって調査したり実験を行ったりして、結果を写真・映像・立体にする」という感じです。作品を「作る」と言うよりは、調査や実験の結果を「まとめる」というほうが近いかもしれませんね。制作のうちの多くの時間は、アイデアを考えたり、資料を集めたり、街をうろうろ散歩したりしています。
     大学院のときは「気象と天気予報」をテーマに設定して、調査や実験を行い、作品を作っていました。
  • Q:油絵を学んでよかったことはなんですか。
    A:「いろんな視点で見たり考えたりできるようになったこと」です。自分が作った作品を他人に見てもらったり、他人の作品を見て考えることで、自分の中にたくさんの「みかたの基準」ができました。作品を通して作者に説得されたり、作者と言い合いしてみたり・・なんてこともできるようになり、美術をやっていくってこういうことなのかな、という実感をもてるようになりました。
     最近ではその経験がめぐりめぐって、「自分は自分のやれることをやろう」という制作への自信につながっている気がしています。
  • Q:今後の活動についてお聞かせください。
    A:会社の仕事と平行して作家の仕事を行っていこうと思っています。いくつか展示のお誘いもいただいているので、それに向けて活動中です。プランやアイデアをうまく書きとめられるようになるために、ドローイングの練習もしています。いつもと違う場所や、自分と違う背景を持った人と一緒に制作することにも関心を持っているので、レジデンスや共同制作にも挑戦してみたいですね。
  • Q:今、ムサビで油絵を学んでいる後輩の学生、あるいは、これから油絵を学ぼうとする受験生の皆さんにメッセージをお願いします。
    A:こういう質問に対して「大学時代は制作して、遊んで、美術以外のことも含めいろいろやってみましょう」とよく書いてあるのをよく見かけました。僕は当時その意味がよくわからなかったんですが、でも「いろいろ興味はあるし、じゃあやってみるか!」といろんなことに首を突っ込んでいました。
     大学を修了して数年経って分かったのは、「自分に合うか合わないかはやってみないとわからないし、やってみて興味があるものは自然に続くし、そのとき興味がなくても大学を卒業してから興味を持つこともある。そのとき昔やったことがあれば思い出しながらすぐに再開できた」ということです。美術以外でやってみた経験もここにきて効いてきている気がします。なので大学時代は、楽しそう面白そうだなーと思ったらできるだけ首をつっこんでみるのがいいと思いますよ!めいっぱい楽しんでください!