卒業生紹介
2012年油絵学科版画専攻卒業
杉本泰久
バンコク日本人学校教員
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経歴
1985年
東京都生まれ
2004年
陸上自衛隊入隊
2006年
陸上自衛隊除隊
2008年
武蔵野美術大学油絵学科版画専攻入学
2012年
武蔵野美術大学油絵学科版画専攻卒業
2013年
バンコク日本人学校着任
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- Q:ムサビの版画で何を学びましたか。
- A:版画の技法や作品づくりはもちろんですが、私は何よりも良き仲間と出会えたことに感謝しています。少人数の版画専攻ではさまざまな人間性を持った学生と密接に関わることになります。工房内で互いを意識しながら制作することにより、切磋琢磨してさらに仲間と一緒に楽しく大学生活を送ることができました。
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- Q:美術の授業の中に版画をどう取り込みたいですか。
- A:版を介して制作することにより、本来思い描いていた完成図と作品が異ってしまうということが版画では起こりえます。
これは人生に置いても共通し、自分の思い描いた未来と現実がたとえ異なっても、そこに新たな楽しさがあるということも伝えたいです。
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- Q:将来、どういう活動をしたいと考えていますか。
- A:日本の将来を担う子どもたちが、困難な時代に直面しても強く生きられるように、そしてよりよい社会を作っていけるように、教育の現場で働いていきたいと思います。
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- Q:今、ムサビで版画を学んでいる後輩の学生、或いは、これから版画を学ぼうとする受験生の皆さんにメッセージをお願いします。
- A:自分ではまず購入できないような高価な機材を、専門家の指導を受けながら扱えるという利点が挙げられます。これに関しては本当にいい経験をさせて頂きました。 さらにムサビ内では比較的少人数である版画専攻では、行事等も代表だけではなく全体が一丸となってやることが多くなります。そのため研究室や先輩後輩と関わることが多くなり、これは他では味わえないことだと思います。 そのような人間関係の構築が、卒業後作家活動をするときに、あるいは別の道で生きていく場合でも活かされるのです。