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2019年10月21日

『村上早特別講義』『村上早氏×重野克明氏の対談』

Lecture

g-FAL関連イベント『村上早特別講義』『村上早氏×重野克明氏の対談』が行われました。

現在、g-FALで開催中の『村上早展』に合わせた関連イベントとして、去る16日(水)に『村上早氏特別講義』と『重野克明氏(銅版画家)×村上早氏 』の対談が行われました。
特別講義では大学院スタジオにおいて自作解説を中心に語っていただき、急遽、希望する学生たちの作品講評も行われました。その後、ギャラリーに場所を移して対談という流れになりました。対談のテーマは —“版画売りの少女”をめぐって— です。これは5月に日本橋高島屋美術画廊Xでの重野氏の個展出品作に、村上早の展示風景(上田市立美術館での個展)がモチーフの銅版画が含まれていたことに由来します。その作品に対する重野氏への返信を村上早氏が新作銅版画で制作し、今回新作3点として発表しました。ギャラリートークではこのエピソードを端緒に、各世代を代表する二人の銅版画家たちが、自身の銅版画制作にまつわる深い思いを中心にをたっぷりと語りつくしました。会場には多くの参加者が集まり、その後に開催されたオープニングレセプションも含めて大盛況となりました。